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​森のたまごコラム
​森のちいさなようちえんで育つおおきなかぞく

 おいでん・さんそんセンターのWEBコラム「縁側」に掲載された「森のたまご」のコラムです。森のたまご誕生の経緯や保育の様子などを、代表の遊佐&園児の母たちが綴っています。(2021年6月から計6話)

  

  第1回 「森のたまご」誕生ストーリー

  第2回 園舎がないからできること

  第3回 見守りあう、母とスタッフの共同運営

  第4回 森のなかでで過ごす春夏秋冬

  第5回 子どもたちへの大人のまなざし

  第6回 子どもと大人の距離感

森のたまごについてよくわかる内容となっておりますので、ぜひご覧ください。

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 みなさんはじめまして、「森のたまご」代表の遊佐美絵です。野外保育とよた森のたまご(以下、森のたまご)は、松平地区のお山で、毎週火曜日~金曜日に、就学前の幼児に対して自然体験活動を基軸とした保育事業、森のようちえんを行っています。大きな特徴は…

 一般の幼稚園は室内で過ごせる園舎がありますが、野外保育とよた森のたまごは、開園当初から園舎となる建物を持たずに、毎日野外で過ごしています。園舎が必要ないかと言われると、やはり天候によっては雨風がしのげる場所が必要ですが……

 開園当初、森のようちえんの考えに賛同した保護者が主となり、運営は保護者がやっていました。開園前の準備では、園の基本理念・年間計画・規約など、担当を決め一つ一つ進めていきました。小さな子どもを抱え、日々の生活をこなし更にパソコンに向かい必要なことをたくさんの母がやってくれていました。なぜ骨の折れることをわざわざやっていたのでしょう……

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 年間を通して森の中で過ごしている森のようちえん、ここにいるからこそ見られる場所がたくさんあり、森だからこそ感じられることがたくさんあります。3~5歳児の幼稚園児は、大人が教え導かなければならないと思っていませんか?森のたまごに関わる大人は、……

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 今回は、森のたまごの保育の魅力である、「大人がどのような視点で子ども達を見ているのか」についてお話したいと思います。森のたまごでは、大人も子どももニックネームで呼び合っています。理由は、大人が何かを上から教える存在ではなく、いつも子どもと同じ目線で一緒考え感じるため、そして子どもたちが「大人は味方」だということを感じて欲しいからです……

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 森のようちえんを始めるにあたり、衝撃を受けた言葉があります。毎年秋に開催される『森のようちえん全国フォーラム』に参加した時に、日本の森のようちえん創始者でもある内田幸一(うちだこういち)氏がおしゃった一言、それは「子どもの成長を邪魔するのは親です!」。普通に考えて、親は子どもの成長を一番に願っている存在で、子どものためならなら何でもできるとどの親も思っているはずです…

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